未来の息子に伝えたい本当に役に立つ教科書

我が子の誕生をきっかけに、我が子に絶対に教えておきたい知恵や教訓をまとめ、本当に役に立つ教科書を作ることにしました。

裏の意味を持つ日本語:「すべき」は相手を批判する

要点まとめ

  • 「すべき」という言い方をすると、聞き手の過去や行動に対する批判と受け取られることがあります。
  • 「すべき」を使う場合、相手の経歴・信条・行動と対立しないように注意しましょう。
  • とはいえ、自分が「すべき」と言われた場合、自分に対する批判だとは考えないようにしましょう。

「すべき」は、意図せず相手を批判してしまう可能性があります

「すべき」という言葉の辞書的な意味は、「行うのが良い」または「行う義務がある」という表現です。

例:日本では日本の憲法と法律に従うべきです。

この、「行うのが良い」という部分は、同時に、「行わないのは悪い」というある種の批判めいた意味を持ちます。

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このように、「すべき」と「批判」はコインの裏表のように、切っても切れない関係になっているのです。

もし聞き手が、すべきでない側に当てはまっている場合、相手の過去や行動・人格に対して批判していると受け取られてしまう場合があります。

また、「すべき」が正論ならまだしも、本人の思い込みや決めつけだとさらに反感を買います。

例:上司が残業しているときは、部下も一緒に残業するべきだ

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相手の気分を害さずに「すべき」を使う方法

「すべき」を使う場合、相手の経歴・信条・状況と対立しないような表現をするよう気を配りましょう。

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具体的には、絶対に相手の気分を害しない確信がないときは、「個人的にはこう思う」の言い換えをするのが良いでしょう。

相手の状況がすべきでない側である、またはその可能性が高いが、自分の意見を強く主張したい場合、「例外はあると思うが、基本的にはこうすべきだと思う」のように枕詞を付けた表現をしましょう。

過去の判断や決断を否定してしまう場合、「すべき」という表現を避け、これからどうするという未来志向の表現をしましょう。

他人から「すべき」と言われた場合の対処法

自分が人から「すべき」と言われた場合は、自分に対する批判だとは考えないように気を付けましょう。

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なぜなら、相手が自分に対して明確に批判したいと思っていることはほとんどないからです。

あくまでも、「相手の個人的な考えとして、そうするのが良いと思っている」と受け止め、自分から先に喧嘩腰にならないよう気を付けてください。

相手は、自分がすべきでない側であることを知らずに、悪気なく発言していることが多いからです。

可能ならスルーしましょう。

自分の心が辛くてスルーできない場合は、「実は、自分がすべきでない側の傾向があるから、そう言われると少し耳が痛い」のようにさりげなく打ち明けるといいでしょう。

まとめ

「すべき」という言葉には、そうでない側に対する批判の意味で受け取られる可能性があることを覚えておきましょう。

できるだけ、相手の気分を害さない表現をすることを心掛けましょう。

逆に、自分が「すべき」と言われた場合は、寛容な気持ちを持ち、相手から批判されたと受け取らないよう注意しましょう。