この記事は哲学・ポエムカテゴリの文章です。
記述内容を無批判に受け入れることなく、読者自身が考えるきっかけにしていただきたいと思います。
スポーツや勉強、ゲームなど、世の中には多くの勝負事があります。
これら、あらゆる勝負事において、負けを運のせいにしている限り、実力は付きません。
したがって、他人に勝てるようになることもありません。
ツキがないのではなく、実力がないのだと気付くまで負け続けます。
なぜなら、運が悪かったから負けた、という考えは、負けという結果に対する真の原因が見えていないからです。
運が勝敗を分ける段階になる前に、打てる手があったはずです。
ライン際のボールがどちら側へ転がるか、それは運次第です。
しかし、ボールがライン際に行ってしまう前まで遡って考えれば、自分の実力不足が見えてきます。
実力があれば、運次第になる前に勝負を決められたはず。
そう考えて初めて、自分の弱点を知ることができ、実力を伸ばすことができるのです。
運に頼らずに勝つことを考えてはじめて、勝負の土俵に上がることができます。