未来の息子に伝えたい本当に役に立つ教科書

我が子の誕生をきっかけに、我が子に絶対に教えておきたい知恵や教訓をまとめ、本当に役に立つ教科書を作ることにしました。

感謝を伝える方法

要点まとめ

  • 感謝の気持ちを相手に伝えるほど、人生の幸福度が高まる。
  • 「すみません」ではなく「ありがとう」という方が良い
  • 具体的に感謝の気持ちを伝えるのが最も効果的だが、言わないよりは「いつもありがとう」といった方がいい。

はじめに

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閲覧いただきありがとうございます。

今回のテーマは、感謝の気持ちを伝える方法です。

なので、冒頭から脈絡もなく感謝の意を表してみました。

人は、感謝したりされたりすると、嬉しい気持ちになることが科学的に証明されたそうです。

みなさんは、日頃、周囲の人々に感謝の気持ちを伝えられていますか?

言わなくても伝わっているはず、と横着していると、人生の幸福度を損しているかもしれません。

この記事では、感謝をすると人生の幸福度が高くなることを簡単に紹介し、感謝の気持ちを表現する方法を具体的に論じていきます。

感謝するほど人生の幸福度が高まる

昔から、世界各地のどの文化圏においても、「感謝」は美徳とされています。

日本でも、経営の神様と言われた松下幸之助「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」という言葉を残しています。

また、2005年、アメリカの心理学者セリグマンらによって「よく感謝する人ほど幸福度が高い」という研究成果が発表され、科学的にも感謝することが人の幸福度を高めると証明されました。

セリグマンらの研究によると、日頃、感謝することが多い人ほど、ストレスが少なく、日々、充実感を感じるということです。

また、この研究で面白いのは、実験の中で行われた感謝の方法です。

セリグマンらの研究では、恩を受けたのに感謝できなかった研究参加者に感謝の手紙を書かせ、その手紙を相手に届け、その人の前で読ませたのです。

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セリグマンらの実験における感謝の方法

重要な点は、「感謝の気持ちを言葉にして直接相手に伝える」ことが幸福度を向上させた点です。

感謝の気持ちは思っているだけではダメで、言葉にして相手に伝えることが大事です。

日本人は口下手でシャイだと言われることがありますが、感謝の言葉に関しては積極的に言葉にして伝えていくのが良いと言えます。

感謝を伝える方法

ここからは、感謝の気持ちを言葉で伝える方法についてお伝えしていきます。

「すみません」ではなく「ありがとう」と言う

感謝の気持ちを言葉にするとき、「すみません」ということがありますが、これは日本人に特有の表現です。なぜ、「すみません」という謝罪のフレーズが感謝の意味になるかというと、自分に利益を与えるために相手に労力を使わせてしまったことに対して「すみません」と謝るからです。

つまり、感謝の気持ちを「すみません」という言葉で伝える場合、感謝感情だけではなく、負債感情も伴うことになるのです。

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負債感情は、感謝を表明することを妨げる要素です。

実は、これが日本人が感謝の言葉を伝えにくい原因です。

なので、負債感情を伴う「すみません」ではなく、感謝感情のみを含む「ありがとう」を使う方が、より多くの感謝を表明するのに都合が良いのです。

受け手としても、素直に「ありがとう」と言われた方が、シンプルに嬉しい気持ちになります。

感謝の気持ちを伝えるときは、「ありがとう」を使いましょう。

感謝の気持ちを伝えるタイミング

まずお伝えしたいことは、感謝の気持ちはいつでも何度でも伝えてよいです。

感謝の気持ちを伝えれば伝えるほど、幸福度は高まりますし、言われた相手も感謝されて嬉しい気持ちになります。

とはいえ、いきなり感謝しろと言われても、慣れていないとなかなか言葉が出てきませんので、典型的な感謝のタイミングを具体的に3パターンご紹介します。

何かしてもらった時に「ありがとう」

誰かに何かものをもらったり、お願いをしたり、教えてもらったときは、反射的に「ありがとう」が言えるようになりましょう。

どんなに些細なことでも、手助けしてもらったことに対して、笑顔でハッキリ「ありがとう」と言うのです。

ごくたまに、身内や部下に対してはお礼を言わなくてもいいと思い込んでいる人が見受けられますが、何かをしてもらったのに「ありがとう」を言わなくていいという状況はありません。必ず伝えるようにしましょう。

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反射的に感謝を伝えるシーン

具体的に感謝を伝えたいときの「ありがとう」

相手が自発的にしてくれたことに対して感謝するとき、単純にありがとうだけではなく、何に対して感謝したか具体的に伝えるようにしましょう。

相手が特に力を入れたポイントを取り上げて感謝を伝えると、より効果的です。

普段よりも丁寧にやってもらったことや、その人だからこそしてもらえたことなど、特別だと思ったところを素直に言葉にできると、感謝の気持ちがより伝わります。

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具体的に感謝を伝えるシーン

何もないときの「ありがとう」

特別に何か感謝することがないように思えるときでも、相手がいてくれることに感謝しましょう。

どんな時でも、「いつもありがとう」と伝えてOKです。

「いつもありがとう」と言われて不快に思う人はいません。積極的に言うことで、相手も自分も幸福度が高まります。

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日頃の感謝を伝えましょう

まとめ

感謝をすることによって、人生の幸福度はどんどん高まっていきます。

当たり前に感謝できるようになると、周囲の人々も自分も嬉しく楽しい幸せな過ごせるようになります。


関連情報

  • 「感謝の心は最大の美徳のみならず、あらゆる他の美徳の両親なり」(マルクストゥッリウス・キケロ B.C.106-B.C.43)
  • 「深い思いやりから出る感謝の言葉をふりまきながら日々を過ごす、これが友を作り、人を動かす妙諦である」(D.カーネギー 1888-1955)
  • 「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」(松下幸之助 1894-1989)