未来の息子に伝えたい本当に役に立つ教科書

我が子の誕生をきっかけに、我が子に絶対に教えておきたい知恵や教訓をまとめ、本当に役に立つ教科書を作ることにしました。

自己紹介:私が子供のころ影響を受けた大人

私が小学校3年生の頃のクラス担任の先生について書きます。

当時の私は、些細なことで癇癪を起こす子供で、いわゆる問題児でした。一度癇癪を起こすと誰かれ構わず当たり散らす有様で、毎日同じ黄色いトレーナーを着ていたことから、「黄色い爆弾」と揶揄されるほどでした。その頃の私は、とてもこだわりが強い部分がある一方で、適切なコミュニケーションを取ることができず、周囲の大人や子供たちと頻繁に衝突していたように記憶しています。

そんな私が小学校3年生になった時、新しく異動してきた先生が私のクラス担任になりました。この先生は音楽が専門で、私がそれまで聞いたことのないほど素晴らしい歌声と楽器演奏スキルをお持ちで、その先生の歌と曲に大きな衝撃を受けたことをよく覚えています。この先生の音楽の授業は、子供たちが先生と一緒になって楽しく歌声や楽器を響かせ、音楽の感動を一緒に体験できるものでした。音楽は人の心に働きかけるものであり、たとえコミュニケーションが苦手であっても、音楽を通して仲間との意思疎通ができるということを、私は感動を伴って体験し理解しました。私はこの先生から音楽の素晴らしさを教わったことで、自分も素晴らしい音楽を演奏できるようになりたいと思うようになりました。また同時に、音楽には協調性が不可欠なことに気付かされ、これを克服したいという動機付けを与えていただきました。

この出会いの後、音楽に魅せられた私は、ピアノ、吹奏楽、オーケストラ、バンドなど、多くの音楽活動に取り組みました。良い音楽を作るための活動を通して、人との意思疎通や人間関係構築の方法を身に付けました。

私の人生において、音楽を通して豊かな人間関係が得られ、また、音楽が私自身の人間性を大きく育ててくれました。小学校3年生当時の未熟だった私にも理解できる形で音楽の魅力を教えてくださったこの先生こそ、私が最も影響を受けた大人です。